高大の学びをつなぎ、
自らの未来につなぐ。
HUSリンクス
高校と大学が同じキャンパス内にある環境を
最大限に生かした「HUSリンクス」。
大学が有する教育資源を活用し、
北科大高独自の学びを
3年間にわたって継続することで、生徒の主体性を育てます。
HUSリンクス
高大の学びをつなぎ、
自らの未来につなぐ。
高校と大学が同じキャンパス内にある環境を
最大限に生かした「HUSリンクス」。
大学が有する教育資源を活用し、
北科大高独自の学びを
3年間にわたって継続することで、生徒の主体性を育てます。
が目指すこと
の概要
本校では、高校と大学を擁するスケールメリットを生かし、高校3年間にわたる継続的で高度な「高大接続プログラム」に取り組んでいます。高校1年生という早い段階から大学の学びに触れることで、大学での生活や自分の将来像について具体的にイメージしていくことが可能です。また、北海道初となるコンカレントプログラムを導入し、独自の取り組みで系列大進学者を支援。学習面ではもちろん、大学施設の利用や多世代交流、地域交流を通して、より広い視野や価値観を育み、自分の未来を切り拓く力を養います。
1年
学年集会による北科大説明会
施設見学
大学教員による大学での体験講義
2年
大学教員・高校教員・大学生のサポートを受けながら身近な社会問題を探究
大学の学部・学科に関連した分野について、大学生・大学教員のアドバイスを受けながら探究
本校では、生徒たちの「自ら課題を発見し、解決する力」や「主体的に取り組み、目標に向かって努力する力」、「多様な他者と協働し、新たな価値を創造する力」など、これからの時代を生きていくために必要な力を育むために、各学年の「総合的な探究の時間」で、特徴のあるオリジナルプログラムを実施しています。授業を通し、生徒たちは自分の適性を学んだり、社会で活躍するプロフェッショナルなどから学ぶことで、人としての幅を広げ、自らの進路選択に生かしていきます。また、「高大接続プログラム」と併せ、系列大学を持つメリットを最大限に生かした、独自性の高い取り組みを展開しています。
「進路に関する課題」を柱とし、学問探究や職業探究など複数のミニ探究を通して基礎力を身につける。
時代に即した環境で探究をバックアップ
第一線で活躍する多様なプロフェッショナルのサポートのもと、年間を通して本格的な課題探究を実施。クラスを横断して、自分の興味・関心から講座を選択。他者と協働しながら自ら設定した課題に挑む。
2年次の探究活動の流れ
さまざまな分野のプロフェッショナルの講演により、視野を広げ、自分の興味・関心(衝動)を社会との関係性の中で探究。最後に学年横断でプレゼンテーションを行う。
2021年度講座例
北科大の先生と!
実施テーマ
3Dプリンターでゼーベックカー作り
脱炭素社会の新しい車
ゼベックカー軽量化計画
ユニセフ職員と!
実施テーマ
世界の子供の貧困解消のために
ストリートチルドレンについて
なぜ南スーダンは飢餓状態になったのか
NPO法人スタッフと!
実施テーマ
ネコに優しい社会を考える
多頭飼育崩壊の実態
保護猫の現状と猫の殺処分をなくすために
北科大の先生と!
実施テーマ
身近なバリアを考える
共生社会に向けての問題点と改善策とは
車イスと障害物
グローバルな視点とローカルな実践を大切にしたSDGsに関するテーマや、教科横断のSTEAM教育を意識したテーマも。
エネルギーを軸に考える北海道の豊かな未来
アート×科学技術コミュニケーション
未来の社会で活躍する自分の姿とは
身の周りの不思議から考える自然科学
誰もが過ごしやすい社会とは
プログラミングによるゲーム制作
など
系列校推薦を目指す生徒が
3年次から所属します。
後期にはコンカレントプログラムで
系列大の授業を早期履修します。
北海道初!
先進的な
教育プログラム
コンカレントプログラム
北海道の高校として本校が初めて導入する「コンカレントプログラム」とは、高校生が大学レベルの教育を受ける取り組みのひとつで、高校と大学の学びの円滑な接続を目指してアメリカで開発されました。日本では、高校生が大学の授業に参加し、単位を修得する形態が一般的で、道外のいくつかの高校・大学で実施しています。
高校在校中から、
大学での学び方、学ぶ目的、
学ぶべき内容がわかる!
コンカレントプログラムに進むと、高校3年後期の時間割の大部分が大学の授業になります。授業の内容は、大学1年生後期に開設されている科目の中から、全員が共通して学ばなければならない科目(「基礎教育科目」)や、それぞれの学部・学科の専門的な内容の基礎を学ぶ科目(「専門基礎系科目」)などで、大学生と一緒に受ける講義もあります。授業時間や講義のレベルは大学生と同じですが、十分に学習についていけるように高校でしっかりとサポートします。
自分の将来に
つながる学びに、
積極的に飛び込んでいける
コンカレントプログラムの最も大きな目的は、一人ひとりの生徒の目的意識・学ぶ意欲の向上です。大学での学びを経験することで、高校時代に何を学ぶべきか、何を身につけるべきかを生徒自身が強く自覚し、高校卒業まで高いモチベーションを維持し続けることが期待されます。受験は通過点にしか過ぎません。推薦受験に合格した後の時間を空白にすることなく、自分の将来に直結する学びの場にいち早く進むことで学ぶ目的がより明確になるはずです。また、大学生活の一端に触れ、学びの内容や方法を知ることにより、大学入学後の生活や学習への適応が促進され、延いては個々の学びの充実につながっていくことが期待されます。
本校では系列校としてのメリットを生かし「系列大学進学予定者」に対して、期間を集中してコンカレントプログラムを実施します。具体的には、高校3年後期は多くの時間が大学授業の先取りにあてられ、修得した単位を高大の双方で認定します。さらに、コンカレントプログラムの前後のサポートを重視し、生徒の学びを支援します。
単位の早期履修で、大学入学後に授業のない時間(ギャップターム)を手に入れることができるのも、コンカレントプログラムの大きなメリットです。大学に入学すると、学びはより専門的になり「もっと力を入れたいこと」が芽生えてくるはず。国家試験に向けた早期の準備、大学院を視野に入れた学びの深掘り、留学、インターンシップ、ボランティア...。大学で生まれる貴重な時間を、自らの成長のために使うことが可能です。
※コンカレントプログラムでの修得単位数は学部学科によって異なります。