2022年10月31日
手稲前田キャンパスの新校舎が完成しました
10月31日(月)に北海道科学大学高等学校の新校舎、体育館が竣工し、引き渡しが行われました。
新校舎は地上4階建て、体育館は2階建てとなっており、校舎は上空から見ると三角形の形をしています。
引き渡し後、建設関係者から操作・運用方法が説明されました。
今後は室内に生徒用の机や椅子、視聴覚設備等を搬入し、2023年4月1日から生徒を迎え入れます。
新校舎は寒冷地(※1)における教育用途では初の「ZEB Ready(ゼブ レディ)」を取得しています。
「ZEB(ゼブ)」とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、消費する年間のエネルギー収支をゼロにすることを目指す建物のことです。
空調のエネルギー削減可能かつ快適性の高い床冷暖房の導入や、開放的な吹き抜け空間を利用した自然の力による空気の循環などの省エネ化によって、エネルギー消費量を実質的に50%以下にまで削減できることでの取得となります。
生徒たちにとって自身の学びの場がそのまま環境を学ぶための生きた教材となり、省エネ・再エネ、気候変動、循環型社会といったキーワードは高校生が学ぶSDGsとの関連も深く、環境行動への好影響などが期待されます。
(※1)省エネ基準地域区分について
省エネ基準地域区分は8地域/札幌は2地域(1~3地域が寒冷地に該当)