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お知らせ

2024年08月22日

サイエンスキャンプ in 喜界島 活動報告③

 8月10日に全日程が無事終了しました。8月6日から始まったアドバンストコースでは参加生徒自身が自主的にサンゴ礁生態系にかかわる疑問や興味に対して仮説を設定し、その仮説を立証するための方法論まで自分で考察し、資料を作成し発表を行う活動を行いました。生徒自らが設定した仮説を科学的な根拠を示して立証する為に必要な研究計画を研究員の方からサポートをいただきながら立案しました。様々な苦労や紆余曲折を乗り越えながらも、最後まで粘り強く研究活動を継続し発表資料をまとめました。
 8月10日に行われた成果発表会では以下のテーマについて本校生徒が発表を行いました。


1.サンゴの状態と共生する生物の関係( 北海道科学大高校2年3名 )
2.サンゴの色は何色 褐虫藻と蛍光タンパクの数値から( 北海道科学大高校3年 )
3.喜界島における各地層の成分の比較( 北海道科学大高校2年 )


 成果発表会はオンラインでも配信され、サイエンスキャンプに関わってくれた東京大学や北海道大学の大学院生がオンライン参加し、各発表に対し質疑応答を行い、研究テーマに対する講評と数多くのアドバイスが示されました。
 成果発表会全体の講評として「皆さん一人一人がこれからの人生で必ず役立つ課題解決能力を身に付けたこと。そのことが大変よく表れた成果発表であった。」との言葉をいただきました。