【勉強クラブ】活動報告

１２月２日(火)にアカデミックファンタジスタに参加しました。
今回の訪問先は、世界トップレベルの研究が行われている北海道大学化学反応創成研究拠点（ICReDD）です。

はじめに、猪熊泰英教授から「化学と情報科学の融合」という最先端の研究について講義を受けた後、大学院生の方々の案内で施設を見学。1台で家が建つほど高価だという巨大な分析装置や、SF映画に出てくるようなスーパーコンピュータのサーバー室を目の当たりにし、生徒たちは圧倒されていました。

見学後は白衣を身に着け、2つの体験学習に挑戦。1つ目は、研究室が世界で初めて開発したという特殊な分子を使った実験です。強い酸の中でだけ鮮やかな光を放つ様子は、まるで魔法のようでした。2つ目はAIとの対決。見た目ではわからない砂糖と塩の混合比率を、AIが驚異的な精度で見分ける様子に、生徒たちからは大きな歓声が上がりました。

講義や体験、そして大学院生の方々との交流を通して、生徒たちは高校での学びが未来の科学技術にどう繋がっているのかを肌で感じたようです。最先端の研究現場の熱気に触れ、自らの進路について考える貴重な一日となりました。科学の面白さと奥深さを満喫した、学びの多い素晴らしい体験となりました。

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