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お知らせ

2023年07月03日

【総合探究】3年生向けの講演会が行われました③④

3年生の「総合的な探究の時間」の一環として行われた全4回の講演会が終了しました。

講演会3日目の6月22日には、西元岳氏(フリーランスアプリ開発者 Asility代表)と、弓野詩苑氏(有限会社テックワークス クリエイティブ・ディレクター)が来てくれました。

西元氏のお話を聴いた生徒たちは、「つまずいても、後から振り返ってみると転機だという言葉から、私も自分に自信を持つことができた。」「一歩を踏み出して、自分もよい未来を築きたい。」と言っていました。会場では生徒から具体的な質問が次々と出ていました。生徒たちは西元氏のお話をきっかけに、自分の進路について改めて深く考えているようでした。

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弓野氏は北海道科学大学保健医療学部に進学し、3年次に未来デザイン学部メディアデザイン学科に転学科した本校の卒業生です。様々なプロジェクトでチャレンジを続けている弓野氏のお話に、生徒たちは「人とのつながりを大切にして全ての出会いに感謝して生きていきたい。」「弓野先生の人生の過程を聞いて色々な視点から考えるのも一つだと思った。」と言っていました。

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講演会4日目の6月29日には、山下美妃氏(北海道科学大学薬学部薬学科 教授)、冨家直明氏(北海道医療大学心理科学部 教授 本校スクールカウンセラー)、前田章博氏(ビットスター株式会社 CEO)、尾上友男(株式会社コクリコ 代表取締役)、マシュー・コッター氏(北星学園大学短期大学部英文学科 准教授)が来てくれました。

山下氏の講演に集まった生徒たちの中には、既に薬剤師について調べていた人が多かったようですが、「薬剤師の仕事として初めて知った内容が多かった。」と言っていました。「薬学部に入りたいという気持ちが強くなった。」「東日本大震災の被災地での薬剤師の活躍について知り、チーム医療の大切さを改めて感じた。」と言っていました。

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冨家氏のお話を聴いた生徒たちは「普段あまり話さない人とも少しずつ話をしていって、コミュニケーション能力を高められるようにしていきたい。」「コンピテンシーのレベルを上げるために省察的実践をしていこうと思った。」「より意識して周りを見て、ちょっとした場面でも人を助けられる後押しができる人になりたいと思った。」と言っていました。

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前田氏のお話を聴いた生徒たちは「儲けるだけが仕事じゃない、ということに驚いた。SDGsを意識している会社がこれからは残っていくんだな、と思った。」「クリエイティビティや寛容性、多様性の大切さを学ぶことができた。」「まずは大学に合格し、大学で色んな知識を吸収し、人生を豊かにしたいと強く思った。」と言っていました。

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尾上氏のお話を聴いた生徒たちは「物事を考えるときに、なぜ、どうしてと思う着眼点がすごいと思った。」「心配するくらいなら行動に移す、という言葉がとても心に残った。」「人生の転機はどこにでもあり、それをどうするかは自分次第だと思った。」と言っていました。挑戦し続ける尾上氏のお話に刺激を受け、大学に行って色々とやってみたい、という気持ちが強くなったようです。

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コッター氏のお話を聴いた生徒たちは、「人生の道は決してまっすぐではないという言葉が心に響いた。」「相手が嫌な気持ちにならないように、異文化の理解、尊重を行っていきたい。」と言っていました。昨年度の探究活動に関わってくれたコッター先生のお話をまた聴きたい、と講演会への参加を希望した生徒もいました。「異文化への関心がさらに高まった」と言っていました。

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様々な分野で活躍されている12名の講師の方々が、生徒たちのために貴重なお話をしてくれました。進路を選択する大切な時期に聴いたお話は、きっと生徒たちの未来の行動につながっていくでしょう。