修学旅行３日目

Ａ団は午前中、糸満市にあるひめゆりの塔を訪れ、全員で折った折り鶴を奉納しました。その後、同じ敷地内にあるひめゆり平和祈念資料館を見学しました。当時の体験談や写真を通じて戦争の悲惨さに気付かされ、平和の大切さを改めて感じることができました。滞在時間ぎりぎりまでしっかり平和学習を行い、意義深い研修となりました。午後からはＢ団と入れ替わる形で那覇空港から伊丹空港、そしてバスで京都へと移動しました。宿泊先ホテル到着後の外出時間には、京都でしか買えない食べ物、飲み物を買い、３日目も存分に楽しみました。

一方Ｂ団は、午前中に関西を出発し沖縄に入りました。飛行機を降りた時の気温は２８度。空気の違いに生徒たちは驚いていました。沖縄でも天候に恵まれ、まずは、旧海軍司令部壕を訪問しました。海軍戦没者慰霊碑に黙祷を捧げ、資料館、そして、手作業でたった５か月程度で作られたという壕の中を見学しました。自決したときの手榴弾の弾痕や多数の将兵が立ったまま睡眠をとっていたとされる部屋を見学し、戦争の残酷さを実感しました。夜は、国際通りの自由散策。バスガイドさんからもアドバイスをいただいて、沖縄ならではの食事をとり、お土産や、友人同士お揃いのシャツを買うなど満喫していた様子でした。