2024年09月09日
【活動報告】溶接学会秋季全国大会 高校生ポスターセッション
9月5日(木)に北海道科学大学で行われた溶接学会秋季全国大会において、本校3年生が5名がポスターセッションを行いました。
これは、溶接学会初めての試みで、5名の生徒は、それぞれ設定した理工学系のテーマについて、半年間で研究してきた成果を発表しました。
発表時は大盛況で、多くの研究者が高校生が行った研究に興味をもって聴きに来てくれました。
建築学をテーマに研究した小原さんは、「質問のレベルが高く、答えるのに苦労したが、目を付けるポイントが非常に勉強になり、良い経験になった。」と成長を実感したようでした。
「学校を超集中空間にするには」というテーマで研究した鈴木さんは、学校内のフリースペースの配置を最適な学習空間にするための研究を行いました。国内外問わず様々な論文に目を通し、本校の設計図などで照明の照度などにも注目して研究し、優秀高校生ポスター発表賞を獲得しました。自身の発表後に他の研究者の発表会にも参加し、研究の奥深さに触れ、刺激を受けていました。
どの発表者も、学校行事等も重なる中、遅くまで残り発表準備に取り組んでいました。学会主催の方々からも、「このはじめての試みに勇気をもってチャレンジしてくれた生徒に感謝です。今後、素晴らしい研究者になってくれることを願っています。」と言っていただけました。
この貴重な体験を活かして、進路実現や今後の研究者への道に繋げていってくれるものと期待しています。